【第9話】行楽地でも自由に歩けない 自分が楽しければそれでOKのモラハラ夫
今回のお話しは、まだ週イチの割合で、別居中の夫と娘の3人で出掛けていたときの出来事になります
それは、別居時の約束があったからです
※週末の1日は3人で出掛ける(私、娘、夫)
※費用は折半
今回は、その時のリアルな1日を切り取りブログにしてみたいと思います
よろしくお願いします(^-^)
出掛ける場所は、ほぼ夫が決めていました
もしかしたら
モラハラの習性の1つなのかもしれませんが、年間で出掛ける所はいつも決まっていました
外食先も、何ヵ所かある行きつけのお店のローテーション。。。
そういえば、まだ生活を共にしていた頃
会話も行動パターンも
いつも同じ
まるで、時が止まってしまったかのような何の変化もない、同じことの繰り返しの日々
次に大体、夫がどんな台詞を言うのか?
それすらわかってしまう程でした
なので、人間と暮らしてるというより、この人実はロボットなんじゃないのか?
と思えるほど、ただひたすら同じ行動と台詞の繰り返しの日々だったんです
今から思えばそれすらストレスでした(汗)
それではここからは、
ある日の休日のお話です
私たちは毎年、春と秋に自然が豊かで綺麗な観光地に、出掛けていました
そこは
広大な敷地を歩いて自然を満喫したり、
小さな汽車に乗って各駅の自然を楽しんだりできる場所です
受付を済ますと、娘が嬉しそうに歩きだしました
小学校低学年、まだ本能で動き回りたい年頃です
本来なら、子供が自由に動き回る様子を見て微笑みながら、親が付いていく構図というのが一般的だと思います
でも、我が家は違っていました
夫が自由に歩いて行くのを、私や娘が付いて行かなくてはなりません
私としては、娘を自由に歩かせてあげたいし、他の家族の子供の側に自分の子供が行けば、迷惑にならない程度に絡ませてあげたりしたいのですが、一切許されません
それは、夫がコミュ障だからです
そんな夫ですが、営業という仕事の場になると、全くの別人レベルに人格を変え、流暢に話すのです
だから、営業成績はいつもほぼトップ
お客様からも人気でした
ところが、いざ家の中に足を一歩踏み入れると、嘘のようにガラリと人格を変え、モラハラ夫に変身(汗)
まず、他人と話さない人見知りで、人を常に疑ってかかる警戒心の強い人でした
私とお付き合いをしているときは、営業マンキャラだったので、残念なことに結婚をして生活を共にするまで、そんな本性はわかりませんでした
そんなコミュ障で2面性がある夫に、娘が似てしまったら、嫌なので母として、なるべく社交的に、好きに行動させてあげたかった気持ちがありました
でも夫は毎回、自由に歩きたがる娘を静止し、無理矢理自分が歩いていく方向に、ひたすら付き合わせるんです
なので毎回、ミントは景色や自然を楽しむというより、常に娘の動向を見ていなくてはならならず、全く楽しくありません
ただの苦痛でしかなく、いつも、早く帰りたくて仕方ありませんでした
その日も、いつもの用なペースで、会話というコミュニケーションもなく、夫が勝手に歩きだします
でもその時の私は、これまでとは違っていました
娘が可哀想なので、とにかく自由に歩かせてあげることにしました
どうして毎回、いちいち夫のペースに合わせ気を使わなきゃいけないんだろう?
そんな風にやっと気付くことができていたんです
別居し、マインドコントロールも解け始めていたことで、理不尽なことを自覚できるようになってきていました
夫は、私が娘の後をついて自由にさせてあげてる姿をみて
【ミントが娘に付いていくから、いい気になってこっちに来ないんだよ。ミントが知らん顔して俺の方にくれば大人しくこっちについてくるんだから、放っておけ】
そんな夫の言葉を無視し、私は娘の後を付いていきます
【だから、こっちに来いって
そんなことしたら、娘がつけあがるだけだ】
『少しはこの子の自由に歩かせてあげたっていいじゃん!』
少し、夫がムッとし始めたのがわかりました
それでも
なるべく娘のペース
常に夫より、娘を楽しませることに集中するように心掛けました
あなたが楽しむためだけにココに来ている訳じゃない
そうハッキリした自分の気持ちを見失いませんでした
内心は、まだまだ夫の同行が気になり、
正直怖いという気持ちもありましたが、とにかくこれで離婚になったら都合が良い!
そんな風に、自分に言い聞かせながら、頭を使い、夫の言いなりにならないよう頑張っていました
そして
私たちはとあるお店の前に着きました
「木製のドアプレート」
を作れる工房です
そこで、玄関に飾るドアプレートの部品をチョイスし、自由にデザインしたら、ペイントして自作プレートを作成できるお店です
娘が、やりたい!
と興味を持ったので、作ることにしました
店内で私や娘が自由に選んでいると、横から
【何でそんなセンスのないもの選ぶんだよ】
など、いちいち否定し、なかなか好きに選ばせてくれません
【えぇ~そんな中途半端な木目のもの選ぶの?信じられない】
『いちいちうるさい!好きに選ばせてよ』
【。。。。】
反論すれば、無視をされる
全く噛み合わない会話を繰り広げながらも、やっと部品は決まりました
次は、ゆっくり机で接着をしたあと、自由にカラフルなペンで色を付けていくのです
ここでも
【何でそんなに残念な元気のない色を選ぶんだよー】
【センスがねぇなぁ~】
とにかくうるさく、私も娘もなかなか自由に色を塗ることができません(汗)
もう、本当に全然楽しくなくない
何1つ自由にさせてもらえない
全てを否定しバカにしてくる
とにかく、早く帰りたくて夫の言うことを全部無視し、娘にだけ話しかけるように心掛けました
最終的には、私や娘が塗った色を潰すように、夫は自分の好きな色で、塗り潰そうと邪魔をしてきましたが、何とか娘の自由にさせてあげるように気を配りながら、手作りドアプレートは完成しました
その後もお決まりのコース
お決まりの行動
お決まりの台詞
を繰り返しながら、そのあとも
お決まりの外食先
で食事を済ませ、何とか帰路につきました
マインドコントロールが解けた状態で、改めて冷静に夫の言動をみると、どれだけ異常なのかが、よくわかりました
とにかく、自分の価値観や考えが全て正しく
常に私が異常者のように指摘し続けるだけの会話
そして気がつけば、今度は自慢話
この人が本当は精神異常者なんじゃないのかな?
そんな風に寒気が走ったほどです
とにかく、その異常な世界から1分でも早く解放されたくて、やっと家に辿り着いた時には、生き返ったような感覚になりました
よく、この人と6年間も一緒に生活することができたなと思ったミントですが、
自分が夫を好きだという気持ちがある時には、その異常な環境をおかしいと思うことができませんでした
何か気づける決定的なキッカケがないと、
どれだけ異常なのか
酷い環境なのか
わからないまま。。。
ただ、少しずつ自分の精神だけが侵されていってしまうのです
なかなか、個人的に行動をさせてもらえないのも、もしかしたらそれを気づかせないための心理的な作戦なのかもしれないと感じました
人、それぞれのパターンがあるとは思いますが、我が家の夫は計算高く
※俺はどんな風にしたら周りを動かせるか知っている
※どんな言葉をかけたら立ち直れない程のダメージを与えることができるのか知っている
※その人の心を言葉で○す方法を知っている
自慢げに豪語していたことがあります
恐ろしくて、身震いしたくなりますよね
なので、明らかに心理的な作戦で私をコントロールしていたことがわかります
モラハラは
※自分が楽に生きられることを考える
※人を駒使いのように使う
※自分に従うようにコントロールする
人を操る天才なんです
ある意味
「闇の能力者」
このブログを読んで、もしご自分の状況と似ていたり、共感できる部分があるのでしたら、できるだけ計画的に距離をおける方法を考えることを、強くオススメします
モラハラは変われません
一緒にいると、先にこちらの精神が崩壊してしまいます
例えば、
「モラハラ相談窓口」
などありますので、知り合いに相談することに抵抗のある方は、専用窓口に相談してみるのも1つの方法だと思います
☆次回は
少しでも夫に似ているようなところがあると、娘を必要以上に叱ってしまう、そんな苦しみの時期を書いてみようと思います
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました♡