モラハラ夫の支配に気づき別居 人生V字回復しアラフィフで離婚するまでの6年間の実話

モラハラ·経済的DV夫と突発的に別居し経済的自立を果たす過程で本当の自分に行き着いたアラフィフ主婦の実話

【第7話】別居後も自分のペースに合わせようと必死に支配しようと目論むモラハラ夫

別居後、ミントは自分の心の元気を取り戻すのに必死になっていました。

逆にモラハラ夫は、この事態を招いた原因は、自分ではなく長男にあると、この期に及び、まだ都合良く考えているようでした

とにかく

罪悪感というものは一切持つことはありませんでした

例え、自分が原因で起こった出来事でも、加害者でも、全て他人や周りのせいにする、そんな天才でした

そして、別居の条件として

※週末の休みは一緒に出掛ける
※夫が平日休みのときは、私も合わせて仕事を休む
※出掛けたときの費用は折半

これらの約束をさせられました

その理由は
生活費として給料を分けてやってる

出掛けたときの費用が足りないのは、俺は関係ない等々。。。

自分の娘が私と生活しているのに、そこは考えられず、とにかく自分のことしか考えられないようでした


どうしてそんな理不尽な条件をだすのかと、詰め寄っても

【俺は、別居してやったんだから
金に困るなら、大人しく言うこと利いてりゃいいんだよ】

というスタンス

この時点で、というより
別居が始まり1週間も経たないうちに、私はもう2度と夫は、家に入れたくない!
そう思ってました

ずっと我慢し、無理をしながら限界の状態で一緒に生活していて、やっと穏やかに何の気兼ねもなく家で生活できるようになった、そんな大切な空間を夫に汚されるのは、もう絶対にイヤでした

夫のことは好き
なのに家には2度と入れたくない
キスもしたくない
触れられたくない

こんな心理状態

本当は、このとき既に夫のことを好きではなかったんです
でも、まだ自分では、気持ちがあると思い込んでいました

きっとこれが、マインドコントロールされた人の心理状態なんではないのかと感じています
【好き】

という感情が、勘違いだと気づくのに時間がかかる理由は、支配されてるからなんです
世間でも、支配された女性が、大切なはずの自分の子供すら守れない悲しい事件がありますよね。。

身体を傷つけたら、罪になる
だけど
心の心を壊しても、罪には問われない

すごく悲しい現実が今の現状ですよね。。。

目に見えないところにも、真実があるんです
それに気づいてもらえる世の中になって欲しいです


こんな結果を招いたとき
義父は

【全く○○くん(夫)も仕方ないな。。
○○くんの性格的には、結婚は年上の人じゃなきゃとは、思って結婚も賛成したんだけどね。。
アンタも、息子達が自立するまで数年間だけだけの我慢だけどね。。。】

と、精神内科に通っている私に対し、そんなことを呟いていました

このときの気持ちは、怒りより落胆

あくまで義父は、自分の息子を咎めるより、私が何とか我慢をする方向を希望していました
 
何をしても、どんなことをしても
一生夫は、義父に甘やかされていくのだろうと感じましたし、とにかく衝動的にでも、夫を家からだして良かったと、このとき心底思いました


でも別居初期は
※毎週土曜日私は娘を連れ、夫とでかけなくてはいけない

※夫のたまの休みの火曜日は、私は夫と2人で出掛けなくてはいけない

そして
会えば、全て夫の出掛けたい場所、外食先、観たい映画。。。
まだまだ、合わせなければいけないことがたくさんありました

この時期は
※家の中は安全地帯のオアシス
だけど
※夫の休みの日は憂鬱

こんな感じのバランスで生活をしていたんです

当時、私はフルタイムのパートで働いていましたが、社員ではありませんでした

夫は
正社員でもないんだから、俺の休みに合わせて休むくらいできるだろ

。。こんな感じの相変わらずの俺様思考でした


初期の頃は、家に夫が居なくなり、それだけでもかなり心が楽になったので、それらを我慢しながら生活

これまでと比べたらそんな状況であっても、私の心は救われていました

今までよりずっとまし

そして少しずつ
私の死んだような顔つきも明るくなり、表情も豊かに変化していったのです

ところが
私の顔つきが変わってきたことで、夫からあらぬ疑いを持たれるようになりました

それは
誰か好きな男でもできたんではないか?
全くバカげていますよね(汗)
元々、明るく表情豊かだった私のことは忘れてるんです
無表情で、死んだような顔が私だと、夫の頭の中で勝手に私のイメージ自体がすりかわっていたんです

もちろん、そんな筈もなく
否定はしたものの、それ以降夫は私を見る目が夫→男に変わったのです
もう手すら繋ぎたくない心境だったので、正直者気持ち悪かった私は、夫に対し、余計に拒絶反応が起こるようになっていきました
そもそも別居するとき、もうキスもしたくないし、触れられたくないと言っていたので。。

その見る目の変化を感じた瞬間から
私は、週末や夫の休みに合わせ仕事を休むことも、少しずつ理由をつけ避けるようになっていきました

夫は、俺の妻である以上、それは当たり前の義務だと主張してきました
そして怒った夫は
【そんな勝手な態度に俺は疲れた、離婚をしよう】
と偉そうに電話の向こうで吐き捨てたんです

私は嬉しい展開に、内心ガッツポーズをしました♪

今回の私のように、別居してもなお、モラハラの呪縛から解放されないという方も多いんではないのかと思われます
とにかく、モラハラする人は反省をしません(フリはしますが) 
そしてしつこいのです

どんなに、自分に非があったとしても必死に無理矢理な理由をつけ、相手が悪いことにしてしまう天才です

特徴としては、テレビを観ているときでさえ、監督かプロデューサーのように上から目線で偉そうに呟いたりしています

そして、お金持ち、社長、先生、という自分が敵わないと判断した相手の前では、大人しく、人の良い雰囲気を醸し出し、見事に良い人に化けるのです

特に、夫の場合は営業職が長く、トップの成績を叩き出しているタイプだったので、その辺は俳優並みに上手く、なかなか見抜ける人はいないんではないでしょうか

これ以降
私は営業職の人が苦手になりました

この辺りから
私は真剣に別居で満足せず、経済的な自立を目指し夫を断捨離しようと決意し始めました

現在
※とても苦しい現状でモラハラから離れたい!だけど、特別な資格もなく経済的な理由から離婚ができない

※離婚したけど、どんなに働いても楽にならない
そんな方がいらっしゃると思います

私は現在、セラピスト+ビジネスで生活を支えています

月々の夫の給料は、分けてもらっていますが、ボーナスは私の態度が生意気で可愛くないという理由から1円ももらえていません

アパートの家賃、光熱費、スマホ代、車等のローン支払い、学費、各種保険料、ガソリン代、食費(毎月お米だけで30キロ)
諸々で、最低でも月の収入は35万ないと生活をしていけない状況下で、生活をしています

娘がお腹にいる時期、自己破産もしています




次回は、突然夫から離婚を言い渡され、そのまま離婚に!。。。とはいかなかったお話をしたいと考えています

最後までお読み頂きまして
ありがとうございました♪